包装業界では、カートンの基材とは、封をするカートンが作られている材料の種類を指します。最も一般的なタイプの基材は段ボールです。

感圧テープは、選択した基材の繊維に接着剤を押し込むための拭き取り力の使用が特徴であり、接着剤の配合の違いは、異なる基材への粘着力に影響を与える可能性があります。

「バージン」（リサイクルされていない）段ボールは、通常、従来の包装テープを貼り付けるのに最も簡単なタイプのカートン基材です。この材料は、十分な間隔で配置された長いストランド繊維で構成されており、テープの接着剤が表面に容易に浸透し、基材を構成する長い繊維にくっつきます。ほとんどの梱包テープは、新しく製造された段ボールによく接着するように設計されています。

一方、リサイクル段ボールは、リサイクルプロセスの性質上、繊維が非常に短く、密集しているため、ケースの密封が困難になることがよくあります。このため、接着剤が未使用の段ボールのように段ボールの繊維間に容易に浸透できないため、一部の包装テープは貼り付きにくくなります。この問題を回避するために、この課題を念頭に置いて設計され、高度にリサイクルされた、または 100% リサイクルされた段ボール素材によく接着できる接着剤を配合した梱包テープが利用可能です。